血糖値の急上昇がカギ
太りやすい食べ方とは?
血糖値が急上昇するような食べ方をすると同じものを食べてもより太りやすくなります。血糖値とは血液中のブドウ糖の濃度のことで食事をとれば血糖値が上がるのは正常なこと。血液中にブドウ糖が多くなれば膵臓からインスリンと呼ばれるホルモンが分泌されブドウ糖を脂肪に変えます。正常なレベルであればこの脂肪もエネルギーとして消費されてしまうので肥満にはなりません。
血糖値が急上昇するとこのインスリンの分泌が過剰になり多くの脂肪が作られてしまいます。過剰になった脂肪は、内臓脂肪や皮下脂肪となって貯えらる(太る)のです。
どんな食べ方をすると太りやすい?
・糖質オンリーの食べ方
ごはんだけ、うどんだけ、ラーメンだけのような炭水化物に偏った食べ方もよくありません。
・空腹時にお菓子をどか食い
空腹時は食べたものの吸収がよくなっており早食いしやすいことあり血糖値を急上昇させてしまします。
・早食い
体内に食べたものが一気に大量に入ってくるので血糖値が上がりやすくなります。
血糖値が上がりにくい食べかたとは?
・食べる順番を意識する
野菜やきのこ、海藻などの食物繊維の多いものを先に食べると糖質や脂肪の吸収が緩やかになります。
・ゆっくり食べる
太る人は早食いの傾向があります。早食いすると多量の食べ物が一気に体内に入るため、血糖値を急激に上がりやすいです。歯ごたえのあるのものをおかずにしてゆっくり噛んで食べましょう。
・食事を抜かない
食事の間が空きすぎると空腹状態が長く続きます。次の食べるときに大食い、早食いすることになりやすく血糖値を急激に上がることになります。
・主食を変える
白米を玄米や麦ごはん、パン、麺を未精製のものに変えたりするだけで血糖値の情報を緩やかにすることができます。
・食物繊維を一緒に摂る
食物繊維は糖質の吸収を穏やかにする効果があります。野菜やきのこ、豆類など食物繊維の多い食べ物を一緒に食べることで血糖値の上昇を抑えることができます。
・適度に脂肪分を
以外に思わるかわかりませんが白米よりチャーハンの方が血糖値の上昇が緩やかになります。脂肪分が糖質の上昇を邪魔するからです。現在では単純に高カロリーだと太りやすいとは言われなくなっています。カロリーが低くても血糖値を大きく上げるものは太りやすく多少高カロリーでも血糖値の上昇が緩やかなものは太りにくいと言われています。もちろん食べ過ぎないことが前提です。
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